光と影を手に持つスーツ姿の男性

秋晴れの空が清々しい好季節となりました。会員の皆様には、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

最近、動画サイトを観ていた中で、印象に残ったものがありましたので取り上げたいと思います。

光と闇の話です。

闇というのは、闇自体が存在しているのではなく、光の欠如が闇となって現れているということです。

精神世界では、光と闇について、以下のようなものが挙げられると思います。

光:愛、勇気、希望、楽観、寛容、親切、同情、慈愛、哀れみ、友情・・・

闇:憎しみ、怒り、臆病、悲観、落胆、高慢、嫉妬、貪欲、不安、心配、不信、猜疑心・・・

人間は、生きていれば様々なことが起こりますから、確固たる思想を持たずに、流れるままに漂流しているような人生を送っていれば、何らかの問題が起きたときに、闇が心の中を占めるようになり、誤った道に進んでいくこともあるのではないでしょうか。

しかし、闇を意識すれば、どこか批判的な思考に陥ってしまうように思います。

それは、自分に対しても他者に対しても同様です。

良く、潜在意識は善悪の判断ができず、インプットされたものをそのまま受け入れてしまうといいます。

自分の闇に目を向ければ自己否定、自信喪失になり、他人の闇に目を向ければ、批判的な思考に陥り、不寛容な性質になってしまうように思います。

常日頃から、光を満たすようにしておけば、自動的に、闇を心から排除することができるのではないでしょうか。

自分の心の中を光で満たし、他者も光で包み込むような生き方が出来れば、理想的な生き方のように思います。

人間の精神にはさまざまな複雑な感情や想念が渦巻いております。それをうまくコントロールするところにあなたの成長があり進化があり、低いものが高いものに転換されていくのです。

シルバーバーチの霊訓(七)p77

霊的成長は思いやりの心、寛容の精神、同情心、愛、無私の行為、仕事を立派に仕上げることを通して得られます。言いかえれば内部の神性が日常生活において発揮されてはじめて成長するのです。邪な心、憎しみ、悪意、復讐心、利己心といったものを抱いているようでは、自分自身がその犠牲となり、歪んだ、ひねくれた性格という形となって代償を支払わされます。

シルバーバーチの霊訓(四)p25

光で満たすには、ある程度、強い意思、信念、努力、忍耐が必要なのだろうと思います。

さて、10月の例会を下記の通り開催いたします。

10月の例会の会場は、大野城まどかぴあになりますのでご注意下さい。

一 期日  令和7年10月26日(日) 
二 場所  大野城まどかぴあ(福岡県大野城市曙町2丁目3−1 )
三 行事
  10:00~11:30 読書会(参考書:シルバーバーチは語る)
        個人相談(担当 龍英一郎)
  13:00~14:30 精神統一会・霊査(担当 龍英一郎)
  14:30~16:00 ワークショップ
  16:00~17:00 役員会
四 費用  例会参加費 会員2000円、非会員3000円
   個人相談料 会員3000円、非会員4000円
(会員料金での参加ご希望の方は、会員証をお持ちください。)

以上

九州和の会 事務局 白壁正幸